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第136回「市長選挙に思う」

ヒットラーを生んだのも民主的な選挙

今、香港では行政長官を選ぶ選挙のやり方を巡って、民主的な選挙を求める学生たちが抗議行動を続けています。公正公平で民主的な選挙は民主主義の第一歩であることは間違いありませんが、民主的な選挙が行われたからといって民主的な人が選ばれる保証はどこにもありません。なぜならあのヒットラーもドイツ国民の民主的な選挙で選ばれたからです。

なぜドイツの人々は独裁的政治を行うヒットラーのような人を選挙で選んでしまったのでしょうか?それは彼の持つ一見カリスマ的に見える力強さに期待したからだと思います。当時ドイツは第一次世界大戦の敗戦処理で大疲弊していました。多額の借金で経済はガタガタ、人々の暮らしは行き詰まり閉塞感が漂っていました。そんな時に「強いドイツ!優秀なドイツ人によるドイツ帝国の再建!」を力強く、時には凛々しく語るヒットラーに、ドイツ国民は「この人に任せておけばきっと良くなるに違いない!」と期待したのでしょう。その結果、ドイツは第二次世界大戦へと突き進み、アウシュビッツを生みました。民主的な選挙が保障されている日本だからこそ、誰を選ぶのか、問われているのはいつも私たち自身です。

二期八年の西川市政を検証する

西川市長が初当選した平成18年は、先の菅原市長時代に策定された旭川市第7次総合計画の初年度の年でした。総合計画は自治法に定められていましたので、総合計画期間10年間は、市政は計画に沿って行わなければならず、総合計画と自身の政策の間で新市長はとてもやりずらかったのではないかと思われます。

一期目からの最重要課題は財政再建でした。旭川市はそれまでの公共事業が影響して、市の貯金である「財政調整基金」の18年度の残額は8億円まで減り、市の借金は約1950億円にも膨れ上がっていたからです。市は財政健全化プランを策定し財政再建に取り組みました。その結果、平成25年度の決算では、「財政調整基金」は56億円にまで増え、借金は約1840億円まで減りました。旭川市の財政状況はまだ良好とは言えませんが財政再建は確実に進んだと言えます。

私は職業柄もっと食をアピールすることで観光に繋げることができないかと考えていましたが、恒例となった「食べマルシェ」を通じて今では市民にも旭川が食の集散地という認識が広まり、市内外に広くアピールできてきたのではないかと思います。今後は、この芽を観光や産業へと育てていくことが求められています。

もう一つは冬季観光の推進です。夏に比べて6割以上も落ち込む冬の観光客を増やすためには、ウィンタースポーツの最適地としての旭川をアピールしていくことだと私は提案してきました。来年2月に二つのワールドカップを誘致することができましたので、この世界中に旭川の名前が広まるチャンスを活かし、次に繋げていきたいものです。

住民自治は私の重要課題ですが、菅原市長時代に「市民参加推進条例」や「情報公開条例」が制定され、かなり進みました。西川市政では市内各地域にまちづくり協議会を設置し、まちづくりの拠点整備も進み、住民自治の集大成とも言える「まちづくり基本条例」が制定され、住民自治の基礎は完成したと評価したいと思います。

西川市長が誕生した時に、私は「暴れん坊将軍になってください!」とエールを送りました。しかし西川市長の性格なのかどうかはわかりませんが、この二期八年間、残念ながら「暴れた!」という印象はありません。とは言っても、じっくり検証してみるとなかなか手堅い市政運営をしてきたというのが私の実感です。

11月9日は旭川市長選挙の投票日

11月9日には市長選挙が行われます。「東西一騎打ち」となりそうで市民の皆さんは迷いに迷っていることと思います。

旭川はいま、次期総合計画の策定作業に取り掛かっていますが、この計画は次期市長の肝入りで作られることになり、この先の旭川市の方向性を決定していくことになります。安倍首相は景気回復と言いながら、回復しているのは株価ぐらいなもの。消費税増税で消費は冷え込み、地方は疲弊しつつあります。閉塞感漂う状況の中で、私たち有権者は、候補者が何を言うのかだけでなく、何をしてきたのかもしっかりチェックして慎重に投票したいものです。そして棄権だけは絶対にしないでくださいね。

 

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