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第135回「図書館をまちづくりの中心に!」

あのツタヤが図書館運営に参入!?

昨年、佐賀県武雄市が市立図書館の指定管理者にツタヤを指定し、話題になりました。ツタヤはビデオデンタルや書籍販売などの会社ですが、図書館の開館時間を延長し休館日を廃止するなどの改革の他、図書館内でスターバックスコーヒーを開業し本の販売も行ったことが功を奏してか、来場者が急増したということで各地から沢山の人が視察に訪れているとのことです。

民間の経営ノウハウを公の施設運営に活かすことを目的に導入された指定管理者制度は、旭川市ではときわ市民ホールや都市公園などにすでに導入され、改革が進んだ部分もありますが、一方では経費圧縮のしわ寄せで人件費が削減され官製ワーキングプアの温床とも言われています。功罪は色々ありますが、公の施設に指定管理者制度が導入される流れはこれからも進んでいくものと思われます。

がしかし、図書館に導入することは私たち利用者である市民にとって利益になることなのか、今一度考えてみたいと思います。

片山善博元総務大臣、旭川で図書館を語る!

8月5日、中央図書館開館20周年を記念して中央図書館20周年を祝う市民の会が主催した「図書館とまちづくり」という講演会に参加してきました。講師は、鳥取県知事から総務大臣になり、今は慶応義塾大学教授の片山善博さんです。

片山さんは、総務大臣時代に図書館がまちづくりに果たす役割を重視し、図書館を中心としたまちづくり行政に力を入れていました。

以下、講演の中から抜粋します。

「地方自治の中で「教育」は陽のあたらない所で図書館は軽く扱われているが、実は有効活用すれば利用価値が大きい。そもそも地方自治体に図書館の設置義務はなく、図書館の規定も司書を配置するということだけなので、地域住民がどのような図書館を作りたいのかがとても重要で、決定権は自治体にある。

では、図書館の果たすべき役割とは何か?図書館とは『万人の知的な自立を保障する場』である。これまでの利用方法としては『生涯学習の拠点』としてや現役世代が仕事の知識を得るために利用するビジネス支援としての機能がある。他には、地域の歴史や文化などを知的財産として集積する公文書館としての役割もある。

加えてこれからは、司書と各専門家とのネットワークにより自治体の中心としての役割を果たすことが期待されている。たとえば、放課後児童クラブや留守家庭児童会としての活用、マタニティ教室や歯みがき教室など各種教室の開催場所として、また、北欧のように高齢者のディサービス機能や移民のためのマイノリティ教育として、などなど多岐にわたる。

図書館で重要なのは施設の立派さや蔵書の数ではない。最も重要なのは『司書』と『司書のレファレンス機能』である。レファレンスとは参考・参照という意味だが、知的関心を受けとめ解決してくれる機能のこと。知りたいことや解らないことを書籍を活用して調べることを手助けしてくれる人が司書である。本の貸し借りをするだけならツタヤの店員でもできるが、レファレンスは特別な教育を受けた有資格者でなければ出来ない。司書を中心とした図書館の活用はまちづくりの大きな力になるはず。

もっともっと図書館を活用しなければもったいない!

もっと活用して図書館をまちづくりに活かす

テレビである地方の図書館が取り上げられていました。以前は全く利用されていなかった町立の小さな図書館が、司書機能を使って、起業や新製品開発などのビジネス相談にのり、参考になる本を紹介するだけでなく活用できる情報を伝えるなど、市民のあらゆる困りごとを解決するために本の紹介に留まらす相談先なども紹介することで、「町の困りごと相談所」として大人気の図書館になったという番組でした。

図書館は、単に本を借りるだけのところではなく、本を通じて人が知識と、そして人と人が出会う場所なんですね。図書館に指定管理者制度を導入する前に、もっとどのように利活用するのかについて市民みんなで議論し、まちづくりに反映していけたらと思います。

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