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グラフ旭川 議会珍道中(連載中)

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第63回みんなでまなぼう、まちづくり

「クボアツまちづくり学習会」開催

 「まちづくりについて市民と共に学び考える勉強会をしたいなぁ〜」と以前から考えていましたが、先日やっと開催することが出来ました。

 「駅周辺開発と今後の大型公共事業を市債発行額の抑制という切り口で勉強しようという堅い内容」だったものですから、果たして何人の方にご参加いただけるのかと当日までヒヤヒヤものでしたが、蓋を開けてみると予想を上回る50人以上もの方にご参加していただき、会場は満席となりました。

あらためて、いかに市民が旭川市の財政状況について不安に思っているのか、心配しているのかがわかりました。そして正確で解り易い情報を市民にお届けし、共に学び、意見交換することの重要性と必要性も再認識させていただきました。

 

 

りっぱな駅舎の費用は誰が?橋をひとつ中止にできないの?

 

 勉強会では、はじめに総合政策部財政課長から市財政の大きな流れと市債(市の借金)の状況を説明していただきました。「市の会計は、一般会計・特別会計・企業会計があること、すべての会計の市債残高は約3000億円あること。平成17年度から年間の市債借入額を130億円に抑えることで残高は毎年20億円程度減少し続けていることから、なんとか今後も年間の借り入れを130億円に抑えていきたい」とのお話がありました。

 次に駅周辺開発部長から駅周辺開発の概要と事業の進み具合について説明していただき、「駅舎の工事費などは増加したものの、総体としては当初の計画より市の負担額は29億円減少になったこと。今後も負担減となるよう努力したい。」との説明があり、その後、参加者から不安に思っていることや疑問に感じていることなどたくさんの質問や意見が出されました。

「ガラス張りの駅舎の清掃やメンテナンスの負担はどうなるのか」という質問には、「駅舎の管理はJRなので市費の負担はない」とのこと。

 「緑橋通りと昭和通りと二つも橋はいらない。どちらか中止できないのか」という疑問には「緑橋通りの橋は北海道の事業なので、市としては中止できない。昭和通りの橋を中止するには国へ補助金約100億円を返還しなければならないが、100億円返還しても中止すべきと市民が決めるのなら不可能ではない」との説明など、日頃市民が知りたいと思っていることについて具体的にお答えしていただきました。

 総体としては@これ以上費用負担が増加しないことA市民意見の反映に努めることB買物公園や銀座商店街など中心市街地の活性化に留意しながら事業を進めることを望む声が大きかったように思います。 

 

 

これからの大型公共事業と市財政

 

 最後に私の方から、市債を中心に今後の大型公共事業の考え方についてお話しさせていただきました。毎年の借入額を130億円とするのなら、これから毎年予想される借入額意外にどのくらいの“ゆとり”があるのかを独自に調べ、解りやすい棒グラフと表にした資料を使って説明させていただきました。

 

平成21年度から25年度までの財政健全化プランの期間内では、その“ゆとり”の合計が約80億円になります。ところが、今後予定されている大型公共事業(東光スポーツ公園・学校整備事業・物資集配センター)における市債の借入予想額は約150億円にもなります。130億円以内に抑えることを前提とするなら、予定されている一つ一つの大型公共事業について、そもそも作る必要があるのかどうかに立ち返えりながら優先順位を決めていかなければなりません。

そして当然のことながら、「優先順位の意志決定に市民の声をどれだけ反映させることができるのか」が大きな課題であると私は考えています。意志を決定するには解り易く正確な情報が必要です。今回の「クボアツまちづくり学習会」はその第1歩。これからも積極的に情報公開し、みなさんと意見交換しながら、まちづくりをしていきたいと思います。

各部から集めた大型起債予定額の棒グラフやこれからの大型公共事業の予定額など久保が独自に作った表など、起債にしぼっての財政見通しが総合的に見える資料をご希望の方は左記までご連絡ください。久保あつこ事務所(T&F 29―6777)

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