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グラフ旭川 議会珍道中(連載中)

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第61回総合的な中心市街地の活性化を

4年前から、どう変わったか?

 以前この欄に中心市街地の活性化について書かせていただいたのは、平成16年8月号のこと、ちょうど4年前です。

 その中で、私は自分のお店がある「5・7小路ふらりーと」の活性化事業についてご報告させていただき「中心市街地の活性化は全国的な政策課題」であり、「今後は、買物公園を中心に15丁目の銀座商店街、3・6とその周辺の飲食街までを含めた総合的な視野を持った活性化のビジョンが必要だと私は思います。そして、その総合的なビジョンへ向かって、たとえば、5・7小路のような小さな単位が自主的に発信していき、点を線に、線を面にしていけたらと思っています。」と書きました。

 果たして4年経ってどう変わったのでしょうか?検証してみたいと思います。

商店街はそれなりにがんばっている!!!

 

 買物公園の商店街も銀座商店街も私たち「5・7小路ふらりーと」も、この4年間それぞれ本当に頑張ってきました。お上(市役所)をなるべく頼らず、自分たちで出来る活性化事業を一生懸命おこなってきました。買物公園祭のビアガーデンも三和商店街のビアガーデンも以前はお上頼りのことが多かったのですが、今では商店街の人たちが協力して自主的に行い、とても賑わっています。

 銀座商店街は、地域の子どもたちを巻き込んだイベント(雪だま合戦や手づくりポップコンテストなど)で、世代を超えた交流を目指しています。

 私たちの5・7小路ふらりーとも、マップ・夏祭り・姉妹小路提携など次々に話題を提供することで、今ではインターネットで「ふらりーと」と検索すると有り難いことに2000件近くもヒットするようになり、各地からご来店いただけるようになりました。

 こんな風に、商店街はそれぞれに頑張っていますが、しかしこの4年間で確実に中心市街地の空き店舗・空き事務所・空き地が増えてきているのがわかります。

恐ろしいほどに高齢化率が加速する!

 先日、自治体学会の土曜講座で衝撃のデータを見せられました。若い人の人口流入が多い東京などの大都市でさえ、10年後には高齢化率が大幅にアップして40%を超える予測とか。この傾向は地方のどの都市でも同じで旭川も例外ではありません。

 

 高齢化率が大幅にアップするということは、生産世代の減少により確実に消費が落ちることであり、ますます小売店の淘汰が激化していきます。そこに拍車をかけるのが大型店の進出です。大型店は郊外型になりやすく、ますます中心市街地の空洞化が進みます。今こそ、これまでのように無秩序に大型店を増やすことをやめ、一定の規制や基準を設ける時がきたと私は思っています。

 

 

中心市街地活性化は商業問題か?

 中心市街地の空洞化を防ぐための政策を商業政策とだけ位置づけること自体無理があるのではないでしょうか。

 

 中心市街地の活性化は、都市計画や住宅政策などと密接に絡み、都市計画は水道事業などと関連し、住宅政策は土地価格や固定資産税などの税務、市営住宅などの福祉と関わってきます。4年前に「総合的な視野を持った活性化のビジョンへ向かって」と書いたときには、「飲食街や商店街の総合的なビジョン」にとどまっていて、私はそこまで広くは考えていませんでした。

 

 4年過ぎて思うことは、中心市街地の活性化は単に商業問題ではなく、益々加速する少子高齢社会における総合的な政策課題と位置づけることが重要であるということです。もうすぐ旭川市の都市計画が見直されます。その時には、関係する部局を集めたプロジェクトチームをつくり「総合的な見地からの具体的な都市計画」を作らないと、中心市街地の活性化はもとより、住みやすい旭川をつくることは出来ないと私は思います。

 

 

 

お知らせ

8月2日(土)午後3時〜10時

5・7小路ふらりーとで夏祭り開催。あめ細工屋さんも来るので、遊びにきてね!

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