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グラフ旭川 議会珍道中(連載中)

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第46回審判のくだる日

良い町を作るには、女性議員を増やさなきゃ 

 今でも時々「なぜ議員になろうと思ったのですか?」と聞かれることがあります。それは、北海道の女性リーダー研修で北欧に行かせていただき、保育所や放課後こどもセンター、高齢者向けのグループホームやデイサービスセンター(当時は日本にそういう施設はありませんでした)などすばらしい施設を訪れたときに「なぜ北欧はこんなに人にやさしい国なんですか?」とお尋ねすると、一応にみなさんから「それは女性の議員が増えたからです。女性の議員が増えて、政策の優先順位をこどもや高齢者など家族問題に変えていったからです。」という答えが返ってきたからです。

 単純な私は「女性議員が増えたら、国は、町は良くなるんだ!女性議員を増やさなくては!」と一途に思い込んでしまいました。その当時我が旭川市は、議員定員44名のところ女性議員はなんとたったの3名、6,8%しかいないではありませんか。「こりゃだめだ、女性を議会に出さなくちゃ。でも誰も出てくれそうにない。ええい!自分で出ちゃえ!」となってしまいました。                        今まで選挙に関ったことが一度もない人間が、自分で候補になるだけでなく選対本部長、運転手、雑用係と何役もこなさなければならない「草の根・市民派選挙」で立候補したのが、8年前のこと。そんな選挙でしたから1回目はみごとに落選。再チャレンジの前回、3,604票という身に余る票をいただき、議員にならせていただきました。

発言封じ、その心は?

 4年前の当選直後には「1期目・無所属・女性の3重苦だから、議員としてはきっと何もできないだろう」という陰口をよく耳にしました。それまでは、1期目は議会に慣れるための様子見でほんとうに働くのは2期目からとか、会派に入らなければどんな政策も実現しないとか巷では言われていました。                                                           でも私は、せっかく議員になれたのだから様子見なんて悠長なことを言っている場合でない、できる限りの政策提言とチェックをしようと思い、毎議会ごとに発言させていただきました。たくさん質疑したことの中には、行政の壁が厚くて歯が立たなかったこと、財源がなくて実現しなかったこともありますが、思っていた以上にやればできるんだ!という実感が持てた4年間でした。                             毎議会ごとに多いときでは5回以上も質疑や発言をする私に対して、会派に所属している議員からは「会派では譲り合って順番に質疑しているのに、無所属だからといって毎回質疑するのはけしからん!これからは会派に発言時間を人数割りすべきだ!」という声が上がってきています。                                 でも、議会の会期は決まっているわけではありません。質疑者が多ければ会期を長くすれば良いだけのこと。いわゆる与党会派からも反対の質疑や修正予算がどんどん出される自治体の議会だって他の自治体にはあります。「譲り合っているのか質疑するのが面倒なのか、果たして実態は?」と勘ぐりたくなります。いずれにしても、発言時間を会派に人数割りすることは、議員の発言権の抑圧です。断じて賛成できないと私は思いますが、市民の皆さんはどのように思われますか?

4月22日は、審判の下る日

この4年間、無所属市民派女性議員として、「やっぱり女性議員はだめだ!」と言われないように精一杯頑張ってきました。出来る努力はしてきたつもりですが、まだまだ未熟なところ足りなかったところがたくさんありました。                その全てを評価されて、市民のみなさまの審判が22日に下されます。この原稿が載るころにはすでに結果が出ているはず。議員だからこそ書けるこの「あっこの議会珍道中」シリーズをこれからも続けられるかどうか。とりあえずはこの4年間のご愛読を心より感謝申し上げ、またふたたびこの紙面でお目にかかれることを切に願って、一応の一区切りとさせていただきます。

この4年間、ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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