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グラフ旭川 議会珍道中(連載中)

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第55回5月から新しい機構でスタート

5月から新しい機構でスタート

 一昨年からの課題であった市役所の機構改革の大枠が12月の第4定例会でやっと議決され、いよいよ5月から新機構でスタートすることになりました。私は早い時期から市役所改革のチャンスとして重要課題と位置づけ、これまで何度も議会で取り上げてきました。しかし6月に「素案」が提出されたときには、その内容のあまりの酷さにびっくり。このままではせっかくの改革のチャンスが台無しになると思い、6月と9月の定例会の一般質問で徹底的に質疑し、従来から考えていた「市民にとって使い勝手の良い市役所」にするための提案をさせていただきました。先日議決された内容では提案したことのほとんどが取り入れられ、何度もしつこく質疑して本当に良かったとしみじみ思いました。今日は提案したことの中から、何点かご紹介させていただきます。

市民にとって使い勝手の良い市役所を!

☆「総合案内」の設置
現在、旭川市の市役所内には「総合案内」はありません。私は以前から市民の利便性を高めるためにも蛸足庁舎の弊害を解消するためにも「ワンストップサービス」的機能を果たす「総合案内」の設置を求めてきましたが、なかなか聞き入れてもらえませんでした。機構改革時こそチャンス!と「総合案内の設置とワンストップサービスの充実」を求めて質疑し、やっと実現することになりました。これから具体的な内容を詰めていくことになりますで、より使いやすい総合案内となるよう注視していきたいと思っています。

☆一貫した子育て支援が実現
 9月号でもふれましたが、こどもが健やかに育つためには誕生から成人までの一貫した子育て支援が必要であると私は考えています。
従来は、母子手帳交付や乳幼児健診は保健所、幼稚園は総務部、留守家庭児童会は生涯学習部というように担当がバラバラでした。9月の質疑の結果、最後まで残っていた母子手帳交付などの母子保健が新設の「子育て支援部」に移管されることになり、これで一貫した子育て支援ができるようになりました。同じ部になることで、児童虐待防止や発達障害児への支援などに対する連携が今まで以上に進むことを期待したいと思います。         ☆各種相談窓口の統合と充実
 旭川市には、数多くの市民相談窓口がありますが、子育て支援と同じように担当する部も場所もバラバラなために、市民はどこへ行けば良いのか迷い、たらい回しにされることも多々ありました。私は議員になる前から、市内の女性団体と共に相談窓口の統合と充実を求めて要望書を提出していましたが、10年たってようやく実現の運びとなり、こんなにうれしいことはありません。今年10月からは、各種市民相談が第2庁舎にライフステージごとに集約される予定です。相談員の確保など相談体制の充実を目指して頑張りたいと思っています。

 

「お役所仕事」を変えるために!

☆行政改革部を新設
 6月に素案が出てきたときに一番がっかりしたのは、これから最も力を入れていかなければならない行政改革を担当する「行財政改革担当部」が「行政改革担当課」に格下げされていたことで、市長は行政改革をする気があるのだろうか?と目を疑いたくなりました。
 私は、以前から行政改革のための市長直轄の組織を作るべきと訴えてきたので、これに関しては6月議会、9月議会と続けて質疑し、「課」から「担当部」へ、そして最後には独立した“市長直轄”の「行政改革部」に昇格させることができました。ヤッター!!!
 この部では行財政改革の推進や行政評価などを担当することになっていて、次年度は第3セクターの見直しに着手することを明言しています。せっかく昇格したのですから、大なたを振るい大胆に改革してもらいたいものです。

  最後に、これも以前から提案していたことですが、水道局が2部制から1部制になりスリムになりました。まだまだ不十分ですが、スリム化への第一歩として評価したいと思います。

  さて、機構という器は形が整いました。しかしお役所仕事を変えるためには、器の中で働く職員の働き方を変えなければ市役所は変わりません。機構改革の次は、人事政策の転換に着手すべきと私は考えています。そんな訳で今年1年は、人事政策について徹底的に質疑していこうと考えていますので、市長!覚悟していてくださいね。 

 

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