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4月22日に市議会議員選挙が終わり、5月2日から新しい市議会がはじまり、私も2期目の議員としてふたたび議会に参加することができました。という訳で「あっこの議会珍道中」もめでたく再開の運びとなりました。これからまた4年間、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、議会は1期1期それぞれ選挙を通して市民からの負託を受けた各議員によって構成される別人格を持ったものです。それまで積み上げてきた慣例や慣習、申し合わせ事項などがありますが、その議会その議会で新しいルールを作って運営されていきます。
8日から新議会の構成などについて協議するための議員協議会がはじまりました。この協議会で会派・控え室・議席・正副議長選挙の方法・常任委員会委員、議会運営委員会委員・その他諸々の議会人事などについての話し合いが行なわれていきます。この議員協議会での協議のやり方が新しい議会の性格を物語っているとも言えるのですが、驚いたことに今回の議会、時代の流れに逆行するような非民主的、非公開的やり方を通そうという気配がプンプン臭ってきています。
市民のみなさんは、「会派」をどのように思っていらっしゃいますか。もし政策やまちづくりについての考え方が同じ議員が集まって会派を作っているとお考えだとしたら、それは大間違いです。もちろん、そういう会派もありますが内実は全く違います。会派を組むときに「うちの会派はこういう政策、こういうまちづくりを考えています」という政策協定を結んでいる会派がどれだけあるでしょう。また、選挙のときに、「自分は当選後は誰々と会派を組むつもりである」ということを有権者に伝えている議員が何人いるのでしょうか。選挙のときには「無所属!」と言いながら、当選後はしっかり政党の会派に所属するのって、有権者をだましていることにならないのでしょうか。この前の4年間でも、なぜこの議員とあの議員が同じ会派なの?と思うことや、昨日まで違う会派だったのに明確な理由を示さないまま今日からこちらの会派になりました、ということもありました。前回までは対抗会派に所属していたのに、どういう理由で一緒になったのかなんの理由も釈明も無しに蓋を開けてみれば今度は仲良く同じ会派です、と言われても釈然としないのは私だけでしょうか。そんないい加減な会派にかぎって「会派性」を持ち出してきて、少数会派や一人会派を押さえつけようとしてきます。会派はあくまでも議会運営上の利便性を図る道具にすぎません。本来は選挙を通して市民から負託を受けた議員ひとりひとりの自治法で保障されている調査権、発言権、議決権を尊重する民主的かつ透明性のある議会こそが、これからの地方分権時代にふさわしい議会であると私は考えています。
これからの地方議会は、自治体事務の政策立案、決定、執行、評価における論点、争点を広く市民に明らかにし、厳しい財政状況の中、少ない財源をどのように振り分けるのか政策の方向や優先順位を決める過程を透明にしていかなければ市民の合意は得られません。そういう中、議員の合議体である議会をまとめる役割を果たす議長、副議長は単なる名誉職ではなく、議会の第1の使命である自由闊達な討議とその透明性を保障やそのために必要な議員ひとりひとりの調査権、発言権、議決権の尊重についての明確な見解を持ち、市民の合意が得られるような議会めざして不断の議会改革を行なっていくべきと私は考えます。
この原稿が掲載されるころには、新しい議長、副議長が決まっているはず。議会改革を率先して行なう議長、副議長なのか、市民の皆さん、これからもぜひ注目し続けてくださいね。