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第44回なくそう!議員特権

なくそう!議員特権

今、市民の目から見ると「ん?」と思われる議員特権が次々と明らかになり話題となっています。みなさんも新聞やワイドショーなどが取り上げているのをご覧になって「ひどい!」と感じたことがあるのではないでしょうか。                                                             そのきっかけを作ったのは、「虹と緑」が行なっているキャンペーン「なくそう!議員特権」です。「虹と緑」は地方議会の市民派議員と市民との全国的ネットワークで、市民派としての政策や政治姿勢についての学習や研究をすると共に、市民派議員を増やすことで地方から政治を変えようとしています。世界の「緑の党」とも連携していて、「虹」は多様性と個性を尊重した連携と協力、「緑」は環境と共存した経済社会への転換を表しています。                                                                     実は、私が8年前にはじめて「地盤・看板・かばん」のない徹底した草の根戦挙に挑戦したのも、この「虹と緑」に出会い、活動に共感したことがきっかけの一つなんです。

 

お手盛り「議員特権」の数々                                               

その「虹と緑」が全国の議員特権を調査し、ワースト3を選んだことで、議員特権廃止の流れが一気に加速しました。                                                     ワースト第1位は東京都議会。領収書の添付の必要なしの月60万円の政務調査費 (旭川は月8万円で領収書の添付義務あり)、在任25年以上の議員には太田道灌の銅像や肖像画の贈呈など。    第2位は横浜市議会で、任期中1回の海外視察と在職20年以上5年ごとに10万円相当の記念品など。                                                           第3位が埼玉県議会で、理由は03年の海外視察でバンコクに宿泊した際にカラオケ店で指名した現地女性を一部の県議がホテルに同伴したことなど。調査結果はどれもあきれるお手盛り議員特権の数々でした。                                                      私は北海道の調査を担当し全市を調べましたが、北海道は全国的に見て比較的少なく、旭川市の場合は「市議会議員満12年以上で表彰」のみでした。

 

 

市民感覚を忘れずに

 「なくそう!議員特権」は市民感覚による議会改革の一環であり、議会を市民の手に取り戻すための活動の一つでもあります。                                                     旭川市議会は、議会改革として今年の第1定例会から「費用弁償の廃止」を決めました。           費用弁償とは、議会に参会したときに交通費などの名目で支給される手当てのことで、旭川市の場合は日額5、000円で、この削減効果は年額約1、300万円となります。                      私は、一貫して「費用弁償の廃止」を訴えていたので、任期中に実現できて本当にうれしい限りです。                                                            でも実はもう一つ、市民感覚で考えるとおかしいと思うことがあります。それは「期末手当の役職加算」です。                                                                「役職加算」は、バブル期に民間企業と公務員との給与差を是正するために導入された制度で本来は職員のための制度であるにもかかわらず、ちゃっかり議員もボーナスを20%上乗せしてもらっているのです。企業で言えば取締役役員である議員が、バブルが崩壊して会社の業績(市の財政)が厳しいときに上乗せしてもらって良い理由がないと私は以前から考えています。                         一昨年、議員の期末手当条例が議案となったときに、役職加算の廃止を訴えましたが否決されてしまいました。そこで、私は「役職加算は廃止すべき!」という意思表示のために、役職加算分(年額18万1280円)を受け取らず法務局に供託しています。議員は寄付行為が出来ないことから、こういう面倒なことをしていますが、議員を辞めたら寄付することができるので全額を市に寄付します。  

この他にも市民の目線で見て市民の立場で考えみると、まだまだおかしなことがたくさんあります。これからも私は市民感覚を忘れずに活動していきます。

 

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