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まず、はじめに、パネリストの山田里加さんから、「DV被害者をなんとか救済、支援したいと思い民間の支援団体を立ち上げたのだが、民間で出来ることには限界があるにもかかわらず、行政からの理解と協力が得られず、非常につらい、」という報告がなされた。それを受けて、鳥取県の「みもざの会」から、はじめは鳥取県でも同じように行政の理解と協力、支援がなかったが、知事が替わり、新しい知事がDV根絶を主要施策に据えたことにより、飛躍的に進んだという話しを紹介し、いまどのような施策がおこなわれているのかについて報告した。
鳥取県の九月議会で補正予算化されたDV関連事業としては、
一、配偶者以外(恋人・親・兄弟)からの身体的、精神的、性暴力被害者支援にも助成を。
二、シェルター借り替え時、敷金・礼金支給
三、被害者自立アパート敷金と家賃(三ヶ月分)
四、入院に係わる個室費用支給その他としては、
一、毎年、医者への研修を行なう
二、DV対応マニュアル作成
三、事例研究など
旭川市でも、「子ども・女性支援ネットワーク」が設置され、右のその他の一から三は、今後、徐々に進んでいくことはずである。
他の参加者から、行政がDV根絶施策に力をいれるようになるにはやはりトップを替えるのが一番早いのではないか。トップを替えるにはどうしたらいいのかという質問が出たのに対して、鳥取県の担当者は、県の女性運動の歴史を述べそういう積み重ねが、女性政策に理解のある知事を誕生させたのであって、一朝一夕にタナボタでそうなるものではないと語っていた。
最後に会場から、山田さんへ励ましの言葉がたくさん寄せられ、彼女が思わず涙ぐむという場面もあり、シェルター運営者同士のシスターフッドを感じることができた分科会だった。