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グラフ旭川 ずっこけ介護バトル

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第7回

母と娘のずっこけ介護バトルno7
介護タクシーができる!?

母が週3回の透析を受けることが決まった時に最初に私の心をよぎったのは、「週3回も、送り迎えで時間が取られるのかぁ〜、どうしよう」ということでした。

それなりに元気なら、一人でタクシーに乗って行くという方法もありますが、白内障で目が悪く、おまけにひざが悪いので、一人でタクシーの所まで行くということが危険です。

どうしよう、と悩んでいたときに出会ったのが、旭タクシーの西野社長さんでした。彼とは、中小企業家同友会の若手グループ「あらぐさ」の仲間として知り合いました。例会の後の飲み会で、母が週3回の透析になったことを話すと、「実はいま、そういう方のニーズに答えるために“介護タクシー”を考えているんです。」というではありませんか。「ぜひ実現してください!」とお願いしました。

ベットからベットまで

介護タクシーは、着替えをしてタクシーに乗せ、病院に連れて行って治療を受けた後、ふたたびタクシーに乗せて帰り、自宅の中まで、必要な時はベットに寝る所までを運転手が介助するシステムになっています。

旭タクシーさんでは、最低でも2級ホームヘルパーの資格を社費で取らせた上に、自社の専門研修を50時間受けさせて、はじめて介護タクシーの運転手として認定しています。

利用料は介護保険の身体介護料30分2100円(利用者負担210円)をあて、メーターによる料金の上乗せはありません。

運転手の一人、武田恵美さんにお話を聞きました。彼女は福祉専門学校で介護福祉士の資格を取り働いた後、東京で結婚。離婚した後実家のある旭川に帰ってきて資格を活かした仕事がしたいということで、4歳になる女の子を育てながら運転手をしています。

「運転手をしていて感じることは、肉体的な介助はもちろんのこと、精神面での介助がとても大切だということです。介助を通してお話をすることが、日頃会話の少ないお年寄りにとって楽しみの一つになっているようです。ご夫婦の方で、奥さんから、無口な夫が介護タクシーを利用するようになってからよくしゃべるようになって良かったとも言われました。私は、お年寄りのお話を否定せず、聞き役になることを心がけています。」

そんな彼女の悩みはやはり子育て。早朝や夜の仕事があるときなど、保育所の時間と合わず、実家のお母さんに助けてもらっているとか。色々な働き方に合わせた保育所を作ってもらいたい、としみじみ言っていました。

ヨーッロッパで考えさせられた介護の質

西野さんが介護タクシーを始めたきっかけは平成10年に全国のJCの人たちと、イギリス・スェーデンに視察に行った時に「STS(スペシャル・トランスポート・サービス)」を知ったことでした。

日本の福祉との違いをまざまざと見せられ、自分で出来ることは何かと考え、介護タクシーに取り組むことにしたそうです。

「なにもかも初めてのことで、試行錯誤の連続でした。やっと少し軌道に乗ってきたところです。現在、回転シート車17台、車いす対応車3台があり、運転手は、40名(内女性10名)おり、原則24時間対応しています。今後は、子育て支援や障害者の外出支援にも広げていきたい。」と西野さんは抱負を語っていました。

これから間違いなく高齢社会に突入します。福祉は、「ビジネスや景気回復に役に立たない」と企業家の方はよく言いますが、逆に発想を変えて、福祉を経営に取り入れて不況を乗り切るということも出来るのではないかと私は思います。旭川でも実際に工夫をしてビジネスチャンスにつなげ、取り組んでいる企業がこうやってあるのですから・・・。

介護タクシーの利用法

基本的にはケアープランの中に組み入れるので、ケアーマネージャーに相談してください。介護保険を使用しない場合の飛び入り利用にも対応していますが、その場合は実費負担となります。
詳しくは、旭タクシー(48-1155)まで

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