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私の政治テーマの一つである「商店街の活性化」について、政務調査費を使わせていただいて、これまで各地を視察、調査させていただいています。
リサイクルを商店街の活性化に結びつけ全国的に有名になった早稲田商店に出かけた時には、運良くエコステーションの仕掛け人で「ごみがまちを元気にした!」の著者でもある藤村望洋氏から説明を聞くことができました。はじめは客寄せのつもりで始めた「リサイクル運動」が、今では早稲田大学にリサイクル部(部員約500名)が出来たり、全国にエコ商店街のネットワークが出来たりとどんどん広がっていること。でも原点は、地元の商店主同士や学生たちとのふれあいであり、人と人とのふれあいなしでは活性化はあり得ないことを教えていただきました。 また、お年寄りの原宿と言われている巣鴨地蔵通り商店街を訪ね、木崎理事長にお話を伺った時にも、「商店街には、そのまちの賑わいづくりをする使命がある」、「生まれ育った地域だからこそ、みんなでなんとかしようと智恵を出し合うんだ」、「毎月何回も寄り合いをして、その後みんなで飲んでまた話す、それが楽しいんだよ」など、地域が一つとなって活性化に取り組む姿勢の大切さを教えて頂きました。
これら商店街の活性化に取り組み、成功している各地を視察、調査して、私はある一つの確信に辿り着きました。それは、商店街の活性化は単なる経済活動(お金儲けの手段)ではなく、「まちづくり=コミュニティの再生である」ということ。もっと言えば、「コミュニティの再生という視点や哲学がある商店街の活性化のみが成功し、経済効果は後から付いてくる」ということです。
その地域で生きることを心から大切にし、仲間づくりを通してどんなまちにしたいのかをじっくり話し合いながら活動していくことが成功のカギと言えます。
視察を通じて交流が深まったまちづくり活動の中に、京都の「姉小路界隈を考える会」というのがあります。姉小路は御池通りと3条通りの間にあり、日本画材店や和菓子屋などの老舗が点在する姉小路の景観と木彫看板を保存することなどを通じてまちづくりをしている会です。街並みを保存する建築協定を結んだり改築に対する補助金制度を作るなど、古い街並みを保存すると共に、行燈を飾り、住民が種から育てた花を路地に飾り、木彫看板をライトアップしたりと、手作りのおもてなしを心がけながら、小路の佇まいを大切にしています。これらの活動が認められ「関西まちづくり賞」や国土交通省の「まちづくり功労者」などを受賞しています。
3年前に市古会長さん、谷口事務局長さんらをお尋ねしてお話を伺ってすっかり意気投合した私は、次の日には谷口事務局長さんのお招きで、図々しくも御自宅に伺い奥様の手料理までご馳走になりました。
その時、私が5・7小路ふらりーとで焼鳥屋をやっている話になり、どちらともなく「同じ小路なら、姉妹小路なんていうのもおもしろいね」ということになりました。その時には、お互い冗談交じりの話でしたが、今、正式に姉妹小路提携へ向けてお話が進んでいます。
「方や千年の歴史を持つ都の由緒正しい小路とちっぽけな飲食街の小路とでは格が違いすぎるのではないか」という業界通の反応もありましたが、姉小路の人たちは「心意気で繋がろう」と言って下さいました。
「地域の活性化はお上に頼るのではなく、自分たちの問題として、自分たちの力で、自分たち流にやる自主独立の精神で」という心意気を持った小路どうしということで良いじゃないですか、と。
歴史も風土も人の気質もぜんぜん違うけれど、誰よりも地域を愛し、地域を良くしたいと思う気持ちは同じです。そんな「心意気」のある小路のネットワークが全国に広がって、日本が元気になることを願って、まずは最初の第一歩を!
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