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5月15日から19日まで、滋賀県大津市にある「全国市町村国際文化研修所」で、市町村議員を対象とした第1回目の長期特別研修が開かれ、参加してきました。「今日ここにお集まりの皆さんは非常に物好きな議員さんたちです。なぜなら4泊5日もこんな田舎に缶詰状態になって勉強しようというのですから。」と開会にあたっての校長のあいさつのとおり、朝9時から午後5時までの間びっしりと講義・講演・ディスカッションという内容で、まるで高校生なみの過密時間割でした。
研修の内容は、地方分権、三位一体に伴う地方財政の変化、その変化に対応する方法としての行政改革、職員のあり方、行政と住民との協働、これからの議会に求められることなどです。 講師陣は大学教授、総務省職員、自治体職員、県知事と多種多様にわたっての専門家ばかり。安い料金(17、800円)のわりには非常に中身の濃い、充実した研修内容でした。
ディスカッションは、事前に今自分が抱えている政策課題をレポートにまとめて提出しておき、グループに分れてそれぞれの課題について討論します。「それはうちのまちではこんな風にやっている」「**市ではこんな事例がある」など具体的な意見が出され、今後の解決のための手がかりとなる貴重な話し合いがいつも時間を延長して行われました。私は、以前から取り組んでいる「中心市街地商店街の活性化」をテーマにしました。
議員になって市の内情がわかるにつれ、市役所の仕事の方法、職員の意識、人事制度などの矛盾点や無駄な所(役所の常識は市民の非常識)が目につきました。1人1人の職員は有能な人ややる気のある人もいるのですが、市役所の仕事のやり方や意志決定のシステムが不具合なことから、組織も人も有効に機能していないように見えます。また、旭川市の財政状況が考えていた以上に悪いことなども判りました。
一つひとつの事業を見直したり、変更させたりすることも重要ですが、市役所全体の体質や職員の意識、仕事のやり方を変えることによって、それぞれの事業がより良く推進され、市民の望む市政運営が達成されるのではないかと私は思ってます。全国を見渡すと、地域が活性化しているところの役所はどこも行政改革に力を入れており、行政改革が成功している地域は財政状況も良くなってきていることが判ります。
そこで、議員として旭川市の行政改革に力を入れ、取り組むことを最重要課題にすべきではないかと思い、折りあるごとに行政改革と財政再建の観点から質疑をしてきました。
いま旭川市では、「行財政改革推進プログラム」が7月で終了することから、新しいプログラムを作成すべく行政改革と財政再建に向かって検討が始まっています。プログラムが策定されれば、それに沿って改革が進められて行きますので、どういう視点で作成するのか、何を盛り込むのか、今後の行財政改革を進める上でとても重要な課題といえます。
今回の研修に参加したのは、行財政改革について、もう一度日本の状況と流れを押さえ、役に立つヒントを得たいという思いからでした。研修で得たことを活かし、次期の行財政改革がより良いものになるようチェックし提言していきたいと思っています。
研修最終日の前夜、有志の呼びかけで急遽懇親会を開くことになりました。 南は福岡、北は旭川から集まった“物好きな議員たち”は、いわゆる保守、革新いろいろですが、自分たちのまちを少しでも良くしたいという思いは共通しています。そこで、栄えある第1期生としてネットワークのための会を作ろうということになりました。そして4月に行われる次期選挙をくぐり抜けて、来年もまたこの研修に参加しようと誓い合いました。