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第32回 カムイミンタラの伝道師

カムイミンタラの伝道師(通称カムデン)

もうすぐ大量に退職する団塊の世代になんとか我がまちに移住してもらおうと、今、全国の市町村がしのぎを削っています。そんな中、旭川では“民”が主体となった移住促進の取り組み「カムイミンタラ(アイヌ語で“神々の遊ぶ庭”という意味)の伝道師」が頑ています。

「カムイミンタラの伝道師」は、私が所属する中小企業家同友会の有志が集まって昨年結成され、移住希望者向けの体験ツアーなど様々な活動をしています。

2月5日には、体験ツアーに参加中の移住希望者をパネリストに迎え、地域活性化という視点で移住を考えるフォーラムが開かれ、私もパネリストの1人として参加させていただきました。

他の土地の人から教えられる旭川の良さ

まず始めに、グリーンツーリズムを提唱しているフリージャーナリストの四方洋氏による基調講演があり「今、全国で”そばブーム”が起こっているが、旭川は江丹別そば、幌加内そば、新得そばと近くに3つもそば産地を持っている。これを活用しない手はない」「飛行場が近くにあり、こんなに利便性の良い都市は北海道では旭川だけ」など、旭川の良さと可能性を再認識しました。

その後、移住希望者お二人と移住歴7年の梅谷旭川大学教授、そして旭川生まれ旭川育ちである私を加えてのパネルディスカッションとなりました。

移住希望者の羽田さんは、「以前から北海道にあこがれ何度も旅行にきましたが、ここに来たときに雄大な大雪山の懐に抱かれているようで、本当にすばらしい所だと思いました。移住後は夫婦で地元の豊かな食材を使ったレストランをやりたい。」と抱負を語っていました。

もう1人の移住希望者であるルーマニア人の横山アディナさんは、日本人の夫大樹さんとの間に3人のお子さんがいるので一番に子どもたちのことを考えてとのこと。「子どもたちは混血児ということもあり、先生の目が行き届く小さな学校でのびのびと勉強させたい。喘息気味なので湿気の多い関東よりも寒くても乾燥している北海道の方が住みやすく、ルーマニアも雪が降るので雪には慣れています。東京に事務所を持ち夫婦でルーマニア製品の輸入業をしているので、市内から飛行場が近いのは便利。」と言っていました。

もっと自慢しよう、我がまち旭川

旅行客から「旭川の自慢は何?」と訪ねられると、ちょっと前は「なぁ〜んにもない」、今なら「旭山動物園ぐらいかな」と答える地元の人が多いのでは?

旭川には自慢することが本当に何も無いのでしょうか?たくさんある!と私は思います。むしろあり過ぎるから、散漫になって市民は気がつかないのではないかといつも感じています。

たとえば、「一時間以内に多様なスキー場がある30万都市は世界中で旭川だけ」「カクテルのレベルの高さは、関東を除いて日本一」「木工品や織物、陶芸など各種工芸品の工房が多く質が高い」「飲食店が安くてうまい」「女性がきれい?」など、数え上げればきりがありません。

全国の他都市と比べてみても、1高専4大学があり、交通の要所であるなどの都市機能と周辺の田園地帯とその豊かな恵み、そして大雪山連峰とたくさんの川などの大自然がこんなに調和しているまちは他にありません。

そういう旭川の良さを知っているのは、むしろ地元の人よりも他から来た人の方です。そういう意味でも移住者がたくさん来てくれることは、旭川の活性化(再発見・再認識)にとってもとても良い刺激になるので、みんなで移住者誘致の気運を盛り上げましょう。

まずは旭川に住む私たちが、もう一度自分たちの周りを見渡して旭川の良いところを発見し、もっともっと大きな声で自慢し、そとへ向けて発信していきましょうよ。

「こんな素敵な旭川で暮らせて最高!!」と。


* インフォメーション *

「カムイミンタラの伝道師」では、活動を支援し、情報発信やイベントに参加していただける賛助会員を募集しています。

年会費 法人1万円  個人3000円


北洋銀行 旭川中央支店(普)4234119 カムイミンタラの伝道師 代表 井下 佳和
郵便局 19760-11828891 カムイミンタラの伝道師


詳細は、ホームページよりご覧頂けます。

http://www.kamuimintara.org/

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