
« 第20回 介護保険が変わる!!他 | グラフ旭川 議会珍道中(連載中)のTOPヘ | 第22回 議員の期末手当条例が改定他 »
2月16日に「地球温暖化防止京都議定書」がやっと発効されました。「議定書」では、地球温暖化を防ぐために温室効果ガスの削減を各国に義務付け、国際的に協調して目標を達成するために、温室効果ガスの排出量の取引が出来る仕組みも導入されました。地球規模の環境破壊に対して、やっと世界が国を超えて協力し始めたのです。
こういった世界の流れは、それぞれの国で長い間環境問題に取り組んできたNGOやNPOの活動と、それを下地として政治を動かす具体的なパワーとして台頭してきた世界中の“緑の党”の働きが創りだしてきました。
「京都議定書」が発効した記念すべき日の4日前の2月12日に、もう一つの記念すべき会議が同じ京都で開かれていました。
“緑の党”といえば、今ではドイツやフランスでの活躍が世界の注目を集めていますが、“緑の党”が一番始めに結成されたのは、実はオーストラリアのタスマニア島なんです。
タスマニア島で自然保護活動をしていたボブ・ブラウンさんたちが、環境問題を主要な政治課題とする地域政党を立ち上げたのが世界で最初の“緑の党”(グリーンズ・パーティ)です。その後、国政レベルの党となり、現在ボブさんは、上院議員であると共にオーストラリア緑の党の党首をなさっています。
そのボブさんを向かえ、12〜13日に、「アジア太平洋みどりの京都会議2005」が開かれ、私も参加してきました。
今から4年前、オーストラリア緑の党の呼びかけで、世界中から環境派政党や環境問題に取り組む人々が集まり、「緑の党世界会議2001」がキャンベラで開催されました。70カ国から750人が参加して行われた会議では、緑の党の全世界的連帯や情報交換がなされ、共通意志の確認として「グローバル・グリーンズ憲章」が採択されました。
憲章では“緑の政治”が目指すことを、簡単に大きく分けて次のように示しています。
*持続可能な地球環境の保持 *南北問題や差別問題を直視し、公正、公平な社会の実現 *多様性を認め合う柔軟な社会の構築 *市民による真の民主主義の実現 *非暴力的手段による紛争の解決などです。
そしてキャンベラ会議の時に、アジア太平洋地域でのグリーンズネットワークをぜひ創りたいということになり、日本の「虹と緑の500人リスト」という政策集団(私も加入しています)が、コーディネートを引き受けることになったのです。
今回の2日間の会議には、ドイツ、アメリカなどのオブザーバー参加国を含め、中国、韓国はもちろんのこと、インドやパキスタン及び東南アジア諸国、フィジーなどの太平洋諸国など26カ国から100人以上が参加しました。日本からも「虹と緑」「緑のテーブル」「神奈川ネット」が参加し、のべ千人以上が熱気のこもった報告と議論を展開しました。
13日には規約を承認し、共同代表3名と選考委員5名を選出し無事「アジア太平洋グリーンズネットワーク」を設立することが出来ました。これからネットワークを活かし、アジア太平洋地域における「環境保護」や「人権問題」「平和問題」で連帯していけたらと思っています。
Think globally act locally!
(世界規模で考え、地域で活動する)
思えば私がこれまで取り組んできた数々の課題は、ほとんどが“緑の政治”とぴったり一致します。
最大の環境問題である脱原発・脱核兵器問題、DVや性的マイノリィティーなどの人権問題、男女平等問題、テロや報復戦争に対する反対運動などなど。
これからも世界に目を向けながら最も身近である旭川という地域で、緑の政治と繋がる活動を続けていこう!と決意を新たにした京都会議でした。