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グラフ旭川 議会珍道中(連載中)

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第14回 私は焼鳥屋のおばさん他

わたしは、“ 焼き鳥屋のおばさん”

お店に来たお客様から、「あれぇ〜、お店に出ているんだぁ〜」とびっくりされることが度々あります。ほとんどの方が、「市議会議員になってからはお店に出ていない」と思っているのが判り、私の方がびっくり。焼鳥屋は私の原点なので、今でも出来る限りお店に出るようにしています。

それでも、議会が延びたり、会合や市民運動の会議が入ったりすると出られません。また、議会が始まる前や質問の前などは、資料調べや質問の準備に追われ、自宅にこもって質問書を作ることもあり、そんな時にもお店に出ることができません。

お店にいるとお客様とざっくばらんに市政についてお話ができ、リアルタイムに市民感情を知ることができるのでとても貴重です。市議会議員は、市と受注関係のある会社の役員以外なら兼職が認められていますので、これからもお店で色々な人とお話したことを議員活動に活かしていきたいと思っています。

また、経済活動の現場にいることによって、旭川市の経済状況を肌で感じることができるのも利点です。

私が現場で感じていることは、特に昨年の1 0 月から、旭川経済の冷え込みが一段と厳しくなっていることです。私のお店のような末端の業界にまで冷たい風が吹き荒れています。「こういう時にこそ、前向きに動いていかなければどんどん沈んでいく、発信し続けていこう! 」という思いで始めたのが、「プロジェクトZ 」です。

もう後がないから「プロジェクトZ」

私のお店がある5 条7 丁目の小路は戦前から市場として栄え、3 0 年ほど前からは焼鳥屋などの飲食店街として市民に親しまれてきました。

5 年前に母に替わって家業を継ぐためにお店に戻ったときに一番に感じたことは、「前に比べてすたれたなぁ〜」ということでした。

そこで、この小路をなんとか活性化したい! と考えて、私たち若手( と言っても5 0才前後) が集まり、小路活性化のために作ったチームが「プロジェクトX 」ならぬ「プロジェクトZ 」。これから先は無いと思って頑張ろうという心意気を込めて名付けました。

あれから、足かけ3 年。手探り、手作り、手弁当でなんとかここまできました。手始めにまず、商店街組合を結成、登録し、昨年は、第1 回目の小路夏祭りを開催しました。

今年は、全国から小路の名称を公募し、「5 ・7 小路ふらりーと」という名前を付けていただきました。曰く、ふらりと寄りたいストリート。第2 回目の夏祭りには、新名称の看板のお披露目もでき、昨年同様、たくさんの方に来ていただきました。今後は、小路を紹介する地図を作り、もっともっと広く発信していきたいと考えています。

中心街の活性化は全国的課題

現在、地方都市の中心街はどこも元気がありません。車社会になったこと、消費者意識が変わったこと、郊外型の都市になったことなど、理由はいろいろありますが、共通していることは、中心街が元気なまちは、町全体の元気が良いことです。中心街の活性化は、今や重要な行政課題となりました。

旭川市が助成しているT M O ( 中心市街地活性化事業) では、今年、四季の賑わいづくり事業として、買物公園まつりやサマーフェスタを行いました。サマーフェスタでのオープンカフェはみんなが待ち望んでいたことだったのですが、出足は今ひとつで、多くの課題が残りました。秋からは、「秋の収穫祭」と「クリスマス・フェスタ」を企画しているとか。なんとかみんなで協力して、盛り上げたいですね。

今後は、買物公園を中心に、1 5 丁目の銀座商店街、3・6 とその周辺の飲食街までを含めた総合的な視野を持った活性化のビジョンが必要だと私は思います。そして、その総合的なビジョンへ向かって、たとえば5・7 小路のような小さな単位が、自主的に発信していき、点を線に、線を面にしていけたらと思っています。一日も早く、旭川は、とにかく元気がいいまちだ! と言われるようになりたいものですね。

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