
今年の1月3日に、聖苑が大混雑してバスの中でご遺族が何時間も待たされるという事態が起きました。その日聖苑に運ばれたご遺体は、31日が友引休業で1日と2日が通常のお正月休みということで休業日が3日間も重なったことで、なんと28体にもなってしまったのです。聖苑の炉室は13炉、二回転してもまだ間に合いません。控え室も16室しかないためにこういう事態が発生してしまいました。「バスの中での長い待ち時間、なんとかならないの?」と、知り合いの葬儀社の方から聞かれて調べてみました。
先日、母は他の患者さんといっしょに、近くの公園まで、お散歩に連れて行ってもらいました。母にとっては、久しぶりの外出です。6月のすがすがしい空気に触れて、どんなに楽しかったことでしょう。その時写してもらった写真を見ると、車いすに座って麦わら帽子をかぶって、暖かい日差しの中で母はうれしそうに笑っています。
DV被害者は、全国どこでも誰でも、同じような支援(サポート)が受けられるべきです。しかし、各地の民間シェルターは、組織、人員、財政等、個別の条件を抱え、サポート活動を続けています。それに加え、行政の取り組みも、地域によって差があるのが現状です。そこで、同じレベルのサポートが受けられるように、全国共通のサポートの基準(DVサポートスタンダード)を作る必要があります。